4月22日 第3回童謡100年研究会のご案内

【第3回 童謡100年研究会】

テーマ:『赤い靴』のエピソードについて

  『赤い靴』は大正期を代表するもっとも人気のある童謡のひとつでしょう。野口雨情が作った詩は、大正10(1921)年、実業之日本社発行の雑誌『小学女生』十二月号に発表され、翌年8月に本居長世が曲を付けました。
  雨情の死後、この詩で歌われた女の子にはモデルがいたことがわかりました。さらに…つらくて悲しい話があったのです。

●海外に行けなかった赤い靴の女の子…
 岩崎かよの娘・佐野きみちゃんは、私生児として静岡で明治35(1902)年7月15 日に生まれました。岩崎かよは、きみちゃんと北海道に渡り、鈴木志郎と結婚。きみちゃんが3歳の時、鈴木夫妻は、社会主義運動の一環として当時注目されていた平民農場へ入植。
  しかし、開拓生活の厳しさもあり、かよは義父・佐野安吉の仲介により、きみちゃんの養育をアメリカ人宣教師夫妻に託すことにしました。鈴木志郎夫妻と雨情夫妻は一軒の家に同居したことがあります。
  やがて宣教師夫妻は本国アメリカに帰ることになりますが、その時きみちゃんは結核に冒されており、そのまま東京・麻布の鳥居坂教会の孤児院に預けられました。きみちゃんは母親に会うこともできず、9歳で亡くなったのです。雨情も母親のかよも、きみちゃんはアメリカに渡ったものと、死ぬまで信じていました。
  なお、雨情はこの件に関して何も語っていないので、真実はわかりません。
 
 今回の研究会では、みんなで『赤い靴』について楽しく話し合いましょう。 

■日時:2016年4月22日(金)
■開場18:30 開演19:00 ~ 21:00
■場所:東京芸術劇場 ミーティングルーム6  ※地図はこちら
   〒171-0021 豊島区西池袋1-8-1
   JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。駅地下通路2b 出口と直結
■参加費:¥500(税込)
■定員:12名
■その他:事前予約制です。お問い合わせからメールでお申込みください。

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